
これまで本サイトでは、さまざまな資料作成術を紹介してきました。
そんな我々が実際に作成したスライドを、ポイントを交えながら紹介していきます。
スライド作成のヒントになること間違いなしです!
早速見ていきましょう。
Contents
はじめに
まず第一に意識するのは、資料作成には目的別に分類してもいくつもの種類があることです。
一言で営業資料といっても取引先向けなのか、お客様(消費者)向けなのか、提案資料でも、社内向けか社外向けかなど、「どんな相手に何を表現したいのか」によって有効な手法が変わってきます。
資料を作成する上での素材選びやカラー、デザインのコツもご紹介するので、ぜひ参考にして実益につながる資料を作成しましょう。
〈参照〉
【ポートフォリオ vol.1】システム導入提案書
社内で使用するアプリケーションについて、社内向けのシステム導入提案書の資料です。




資料のポイント
デザイン
「社内用」とはいえ提案資料ですので、視覚的にもわかりやすいようにアイコンやビジネス寄りの画像を使用しています。
ベースカラーに白と黒を用いることでスタイリッシュなイメージのデザインに仕上げました。
〈参照〉
文章
文字数を減らし、箇条書きで記載することでポイントのみをわかりやすく伝えることを重視しました。
余計な情報を与えることなくメリットのみを訴求することができます。
〈参照〉
【ポートフォリオ vol.2】アプリ営業資料
続いては消費者向けのマッチングアプリの営業資料です。




資料のポイント
デザイン
マッチングアプリですので出会いを楽しむ、うきうきした気分やかわいらしさ、華やかさが伝わるように花柄のイラストを採用しています。
カラーもふんわりとしたイメージがでるようにトーンを抑え、雰囲気のある資料に仕上げました。
このように営業する対象の雰囲気に合わせたデザインにすることも重要です。
〈参照〉
項目
ユーザーが理解しやすいように各所にアイコンを使用しています。
特に3枚目の「利用までの流れ」は、アイコンのみで作成し、シンプルで伝わりやすくなるように作成しています。
【ポートフォリオ vol.3】モデルルームレンタルサービス営業資料
モデルルームレンタルサービスの営業資料です。
サービスの展開をB to B、B to Cどちらにも活用できるように資料作成をしました。




資料のポイント
デザイン
背景には実際のお部屋やインテリアの雰囲気がわかる写真を採用しました。
各ページでもサービスのイメージを伝えることによって、資料を読んだ相手のイメージを膨らませ、需要が高まるよう意識して作成しています。
ベースカラーを白、グレーにすることでシンプルかつ画像が生かされるデザインになっています。
項目
デザインを重視するために、文字サイズを小さく簡潔にしています。
サービス内容を踏まえ、重要事項は記載しますが、情報を最低限にすることで余白を多くとり、資料としてモデルルームの洗練されたイメージから離れないよう心がけ作成しました。
まとめ
視覚に訴え、より伝わる資料にするためには素材やカラー、デザインをしっかりと検討し、目的に合った資料を作成することが大切です。
まずは目的を明確にするために「どんな相手に何を表現したいのか」を書き出してみましょう。
そして、ラフデザインを考え、素材、カラーを決定し、内容を当てはめていく。
構成をしっかり意識することで優れた資料になります。
他記事の資料作成のテクニックも参考にして、効果的な資料を作ってみてくださいね。