パワーポイントを縦向きにして資料を作成する方法【powerpoint】

パワーポイントを縦向きで資料を作成する方法【powerpoint】⓪

パワーポイントは基本的に横向きになっており、テキストを入力する時も横向きになっています。

しかし、作成する資料によってはスライドやテキストを縦向きにしたいこともあるのではないでしょうか?

今回の記事では、パワーポイントを縦向きにして資料を作成する方法について解説します。

スムーズに縦向きで資料を作成したい方や、今までどうやって縦向きにするのかわからなかった方は、是非とも参考にしてみてください。

パワーポイントのスライドを縦向きにする方法

パワーポイントのスライドを縦向きにするには、パワーポイントの縦横を変更する必要があります。

パワーポイントはどのシリーズでもOSでも横向きがデフォルトになっているので、縦向きにするには所定の操作を行わなければなりません。

パワーポイントのスライドを縦向きにするには、縦横を変更する必要性があります。

最初に、デザインのタブを開きます。

次に、スライドのサイズからユーザー設定のスライドのサイズをクリックします。

パワーポイントを縦向きで資料を作成する方法【powerpoint】①

するとスライドのサイズのダイアログボックスが出てくるので、印刷の向きの項目の中から縦を選択してOKをクリックします。

パワーポイントを縦向きで資料を作成する方法【powerpoint】②

そして「新しいスライドサイズに拡大縮小します」と記載されているダイアログボックスが出ますが、下部の「最大化」オブジェクトサイズがスライドサイズに調整されない形で縦向きになります。

パワーポイントを縦向きで資料を作成する方法【powerpoint】③
パワーポイントを縦向きで資料を作成する方法【powerpoint】④

「サイズにあわせて調整」を選ぶとオブジェクトが調整されます。

パワーポイントを縦向きで資料を作成する方法【powerpoint】⑤

パワーポイントを縦向きA4用紙サイズにする方法

続いては横向きのスライドを縦向きのA4用紙サイズにする方法です。

こちらも縦横を変更するのと同じ要領なので、そこまで苦戦することはありません。

横向きのスライドを縦向きのA4用紙サイズに変更するには、縦横を変更する要領でデザインのタブからスライドのサイズを表示させ、ユーザー設定のスライドのサイズをクリックします。

その後、印刷の向きを縦にした上で、今度はスライドのサイズ指定を行います。

スライドのサイズ指定を行う時は、プルダウンでユーザー設定を選択し、A4サイズになるように下部の幅と高さの数値を変更しましょう。

パワーポイントを縦向きで資料を作成する方法【powerpoint】⑥

幅は21cm、高さは29.7cmにすると、最大化した際に縦向きのスライドでA4サイズになります。

パワーポイントを縦向きで資料を作成する方法【powerpoint】⑦

これでA4用紙サイズの資料を作成する際にスライドやテキストを調整できるようになるので、資料作成に大いに役立つでしょう。

パワーポイントの縦横比を変更する方法

次に16:9の横向きから4:3の縦向きにするためには、縦横比を変更することでできます。

こちらも先ほど同様にデザインのタブからスライドのサイズを表示させ、ユーザー設定のスライドのサイズをクリックします。

次に印刷の向きが縦になったところで、今度はスライドのサイズ指定を行いますが、先ほどと違うのは、スライドのサイズの指定を行う際に「画面に合わせる(4:3)」を選択すれば、後は最大化することで縦向きで縦横比が4:3のスライドになります。

パワーポイントを縦向きで資料を作成する方法【powerpoint】⑨

覚えておくと様々な部分で役立つでしょう。

テキストを縦向きに入力する方法

スライドを縦向きにする際に勘違いしやすいのが、スライドを縦向きにしてもテキストも同時に縦向きになるわけではないということです。

スライドは縦向きに変わりましたが、テキストのデフォルトは横向きのままなのでテキストボックスを選択してホームのタブを開きましょう。

パワーポイントを縦向きで資料を作成する方法【powerpoint】⑩

そして段落グループの文字列の方向ボタンをクリックし、縦書きに変更すると縦向きのテキストになります。

パワーポイントを縦向きで資料を作成する方法【powerpoint】⑪

パワーポイントで縦向きと横向きのテキストを混在させることはできる?

スライドやテキストを縦向きにする方法がわかったところで、縦向きと横向きのテキストを混在させる方法があるのか気になるところです。

それでは、縦向きと横向きのテキストを混在させることはできるのでしょうか?

結論から言えば、縦向きと横向きのテキストを混在させる機能はありません。

あくまで最初のスライドやテキストのみを縦向きか横向きのどちらかにするだけの機能なので、縦横のテキストを使った資料作成は事実上不可能だと言えるでしょう。

まとめ

パワーポイントを使った資料作成は簡単ではなく、操作に慣れていない人ほど時間がかかってしまうでしょう。

デフォルトで横向きのスライドとテキストになっていますが、スライドやテキストを縦向きにするのは簡単なので複雑に考える必要性はありません。

パワーポイントの操作に慣れれば、資料をより見やすくするような作成方法が身につけられるのでパワーポイントで他にどんなことができるのか学ぶのがおすすめです。

[wpi_designer_button slide_id=445]

あなたにおすすめの記事

よく読まれている記事

この記事を見た人はこんな記事も見ています